›July 18, 2004

青山ブックセンター閉店

Category: Business / 4 Comments: Post / View / 10 TrackBack

ご存知の方も多いと思うが、このニュースに愕然。

青山ブックセンター閉店 破産申し立て受け
 芸術書を中心にした特色ある品ぞろえで知られる東京の書店、青山ブックセンター(本店・東京都渋谷区神宮前、磯貝栄治社長)が16日午後、本店や六本木店、自由が丘店など7店舗すべてを閉鎖した。  関係者によると同日、債権者である取次店から東京地裁に破産の申し立てがあり、閉店を決めたという。(共同通信)

僕が通っていた大学の目の前に青山ブックセンターがあり、以来10年くらいお世話になっていた。広々とした店内と、アート系書籍の品揃え。けっして三省堂や紀伊国屋に代表されるような網羅型の書店ではなく、提案型のスタイルを貫いていた。ずっと店内にいても飽きず、よく友達との待ち合わせ場所にしていたものだ。

 民間の信用調査会社によると、同センターは1980年に六本木店を開店したのを皮切りに、青山、広尾、新宿などに書店を相次いで開店した。アート、写真、デザイン関係の書籍を中心にした品ぞろえに定評があり、深夜営業やインターネット上のオンライン書店など活発な事業を展開した。  しかし、長引く不況でハードカバーなど高額書籍の売れ行きが鈍るなど業績が悪化。昨年3月には六本木の2店のうち、1店舗を閉店。今年4月にはオンライン書店も閉鎖した。(共同通信)

ただ、じつは気になっていたことがあった。
1ヶ月ぐらい前に夜中の六本木店へ行ったのだが、1F奥のレジにいるおじさんの接客に、士気が低いのかなぁと感じたのであった。今考えたら前兆だったのであろうか。深夜営業の書店といえば六本木店が有名だが、最近はけやき坂下のツタヤがオープンしたことで、人の流れも変わった気がする。実際、ツタヤは夜中でもかなり混雑しているのに対し、この日、六本木店はガラガラだった。

どうやら今回の閉店で、経営者が替わって再建される見込みは無いようなので、もう青山ブックセンターに行くことはできない。

うーん、残念だ。一訪問客としては本当に残念で仕方が無い。

ただ、この閉店にも至った原因があるわけなので、一ビジネスマンとしては、それを見極めて同じ失敗は繰り返してはならないことを学ばなければと思う。上のニュース記事の書き方では、不況にあおられて売れなくなったという“原因他人説”になっているが、この厳しい環境でも生き残っている店舗だって多いわけだし、不況だけが原因とは考えられないから。。。

Comments

 早速のトラバ返しありがとうございました。
本屋で、本を探す楽しみはネット書店では絶対無理。
新しい本を発見するのは楽しいですね。
特に,ABCでは時間が経つのを忘れました。

Posted by: Sao_Paulo at July 19, 2004 01:30 AM

Sao_Pauloさん
コメントありがとうございます。
本当に、時間が経つのを忘れる書店でしたよね。
また、Tシャツを販売したりなど、書店としての新しい試みを、いろいろABCを通してみてきました。
ただ本を売るだけでなく、新しい文化を紹介してきたというか、そういう機能を持っていた書店だと思います。

Posted by: uemori at July 19, 2004 07:51 AM

こんにちは、はじめまして。
私も青山ブックセンター大好きだった者でございます。

こんなメールが送られてきました。
真偽等の判断はお任せしますが、
よかったらお友達にも回てみてください。


Subject: 青山ブックセンターの維持・再建署名運動
Date: Tue, 20 Jul 2004 20:59:47 +0900

親愛なるみなさま、

わたしたちは、青山ブックセンターの維持・再建を支援するために、
署名活動を開始しました。

以下の文章をお読みの上、もしご賛同いただける方は、
このメールに、「お名前」と「所属・肩書き」をお書きのうえ、
そのままご返送下さい。
(恐れ入りますが、頭にお名前の読み方を「ひらがな」で
お書き下さい。)

大変恐れ入りますが、署名リストは今週中に提出しなければ
なりませんので、署名をしていただける方は、至急ご返送
いただけますと、うれしいです。
そしてもし可能であれば、お知り合いにもこのメールを
転送していただけますよう、お願いいたします。

どうぞよろしくお願いします。


*******************************************************
7月16日、書店の「青山ブックセンター」が営業を中止し、
同店の7店舗が閉鎖されるという、まったく信じられない
ニュースを耳にして、われわれは大変なショックを
受けております。

青山ブックセンターから、われわれはたくさんのことを吸収しました。
われわれはそこでたくさんの大切な人たちに出会うことができました。
青山ブックセンターは、われわれの仕事・生活すべてにおいて、
絶対に欠かせない存在です。

そんな貴重な独立系書店が営業を停止するということは、
日本の文化の死を意味します。

青山ブックセンターは、われわれのために、日本の文化のために、
今後も営業をつづけていただかないと困ります。

青山ブックセンターの維持・再建を支援するために、われわれは
署名活動を開始することにしました。

集まった署名リストは、青山ブックセンターの代理人を通じて、
再建に向けての交渉に活用される予定です。

われわれは、青山ブックセンターの維持・再建を支援します。


(以下、みなさんのご署名をここに追加させていだきます。)

*署名リストは、あいうえお順に整理して提出しますので、
恐れ入りますが、頭にお名前の読み方を「ひらがな」で
お書き下さい。

Posted by: はしづめさちえ at July 22, 2004 03:56 PM

はしづめさちえさん
コメントありがとうございます。

僕も学生の頃からABCを利用させて頂いておりましたので、とても愛着があり、今回の件は残念で仕方ありません。

正直、今回の件をいろいろ考えているのですが、倒産するほど売上が減少するということは、今の時代において、ABCは役割を終えたという解釈ができるのではと思っております。いかがでしょうか。

もしそうなのであれば、ABCを維持できたとして、今回の二の舞にならないかが心配です。

それを考えたら、維持・再建署名をすることは、とても責任ある行為でしょうし、本当に署名して良いものだろうか、考えてしまいます。。。

(管理人判断として、個人情報保護の観点より、上記はしづめさちえさんのコメントに記載されていた、第三者の氏名およびメールアドレスを削除させていただきました)

Posted by: uemori at July 22, 2004 10:43 PM