›July 19, 2004

クドイですが、原因究明

Category: Business / 2 Comments: Post / View / 3 TrackBack

昨日に引き続き、青山ブックセンターネタを引っ張ってスミマセン。今回の倒産に至った原因がスゴク気になったのです。不況のあおりを受けて人が本を買わなくなったこともあるとは思いますが、それだけが原因とは考えられなくて、自分なりにミクロな原因を考えてみました。

ABCって有名な割には7店舗しかなかったのですね。知らなかった。ならば、1店舗が会社を支える影響ってとても大きいはず。

ということで、店舗が取り巻く環境を数店で考えてみました。

【六本木店】
●六本木ヒルズがオープンして以来、キレイで広く、品揃えが豊富な、けやき坂下のツタヤへ人が流れる。しかもツタヤでは、スタバやCDショップも併設している上に、店内にイスがたくさんあり、“座り読み”も自由にできる。
→深夜顧客の喪失

●六本木駅に直結しているビルに、数年前にあおい書店がオープン。また、六本木ヒルズに有隣堂がオープンし、六本木駅利用客の導線上でわざわざABCを利用しなければならない理由が無くなった(ABCに本を探しにいくなら別だが)。
→デイタイムの顧客の喪失

●終電後のヒマつぶし客が多かった?
→いわゆる“コンビニ白痴”

【青山店】
●待ち合わせに便利な立地?
→あくまでも“待ち合わせ”で終わってしまう。

●広すぎ?
→家賃の高さ

【新宿店】
●待ち合わせに便利な立地?
→あくまでも“待ち合わせ”で終わってしまう。

●周囲にプレイヤーが多すぎ?
→しかも競合店へ行けば、欲しい書籍は揃ってしまう。

全般に言えることが、大手書店ほど品揃えが豊富ではなく、また、神保町あたりにありそうな専門書店ほど、特定分野を深く突っ込んでもいなかったのではと思う。バイヤーがオススメ書籍を提案/並べるスタイルよりは、客は自ら読みたい書籍を手にとって探して買うスタイルを好んだということか?

なぜか、映画ユー・ガット・メールでの、トムハンクス率いる大手書店と、メグライアンが経営する絵本の専門書店が争っているところが、頭の中を過ぎる。

Comments

勝手な追記だと、
自由が丘店は、楽しいVillage Vanguardに負けちゃったのかな?

青ブックは駅前立地だけど、地下にあるので「行こう!」と思わないと寄りにくかった?
雑誌とかは簡単に入りやすい駅前を利用するのかもと思いました。

Posted by: banbino at July 20, 2004 01:16 AM

banbinoさん
コメントありがとうございます!
なるほどー。自由ヶ丘店には行ったことがありませんでしたが、地下にあって行きにくかったのですかー。
立地条件が悪いのであれば、そこまで足を運ぶことに何らかの意義がないと行きませんよね。
同じ商品を買うならどこで買っても一緒なので、例えば有隣堂では、文庫本のブックカバーの色を選べるとかの努力をしたりって感じで。

Posted by: uemori at July 20, 2004 06:35 AM